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理論を超えて、“支援の力”へ。発達理論を、現場で活きる知に変える
ロバート・キーガンによる対人支援の世界にパラダイムシフトをもたらした不朽の名著『In Over Our Heads』が長い年月を経て日本で翻訳書が発売され、発達理論を対人支援の現場で活かすということに、改めて注目が集まっています。
「成人発達理論」は、対人支援者、講師、コンサルタントにとって重要な知識ですが、ロバート・キーガンやその他の学者の説く理論は難解であり、独学では理解しにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。また、理論を学んでもそれをどのように実践へと落とし込むべきか悩みが生じることも少なくはありません。
また、日本における成人発達理論の歴史を踏まえながら「発達をどう促進していくのか?」「組織における発達理論の活用とは何か?」という実践へつながるポイントを押さえて解説をしているため、単なる知識のインプットに留まらず、応用・活用を考えながら学んでいただけます。
この学びを通じて、発達理論の全体像を整理し、自身の支援活動に確信を持てるようになります。理論を理解するだけでなく、組織や個人の成長を促進し、実践の場で確実に活かせる知識として定着させることができます。
この学習で期待される効果・特徴
- 世界の学者が説くそれぞれの「発達段階」の関連・相違点を理解する
- 発達理論を組織や対人支援に活用することの理解を深める
- 発達理論を使用する際の留意点を認識する
講師紹介

一般社団法人Integral Vision and Practise代表理事
鈴木規夫
1990年代前半に合衆国の大学に在籍中にケン・ウィルバーの著書に出逢い大きな衝撃を受け、その後California Institute of Integral Studiesで「人間(個人・組織・社会)の成長・発達の可能性を解き明かすための統合理論」としてインテグラル理論に関する研究に取り組んだ。帰国後は、執筆やワークショップや講演を通してインテグラル理論の普及に従事する傍ら、主に企業組織の人材育成と組織開発の領域においてプログラムの設計と統括、及び、コーチ、コンサルタント、インストラクターとして多様な階層や立場のプロフェッショナルの支援活動に従事している。また、成人発達理論に関しては、発達心理学者のSusanne Cook-GreuterややTheo Dawsonに師事し発達段階測定と発達志向型支援に関する訓練を積むと共にこれまで約20年にわたり実務領域におけるこの理論の応用と実践に取り組んでいる。 〈翻訳書〉ケン・ウィルバー著『INTEGRAL LIFE PRACTICE』(日本能率協会マネジメント・センター) 〈著書〉『人が成長するとは、どういうことか』(日本能率協会マネジメント・センター) 〈共著〉『インテグラル理論入門』(I & II)(共著)(春秋社)『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)『入門 インテグラル理論』(共著)(日本能率協会マネジメント・センター)
価格
発達理論を対人支援の現場で活かすには
5000 円/月
発達理論を対人支援の現場で活かすには
30,000 円/3年
動画コンテンツ一覧
動画コンテンツ
01
ロバート・キーガンと発達理論(5本)
- ロバート・キーガン
- 発達心理学(発達理論)
- 成人発達理論
- キーガンの書籍の比較
- 書籍『ロバート・キーガンの成人発達理論』の概要
02
発達理論と段階(10本)
- 自己紹介:発達理論との関わり
- 経営人材育成の文脈における成人発達理論の活用
- 主体・客体理論
- 発達段階
- 第3段階「 社会化された意識:socialized mind」①
- 第3段階 「社会化された意識:socialized mind」②
- 第3段階 ➝ 第4段階 「社会化された意識 ➝ 自己著述的意識」
- 第4段階 「自己著述的意識:self-authoring mind」
- 第4段階 ➝ 第5段階 「自己著述的意識 ➝ 自己変容的意識」
- 第5段階 「自己変容的意識:self-transforming mind」
03
発達理論の歴史と応用(4本)
- 日本における成人発達理論導入の歴史
- 発達理論活用時の留意事項
- “Growth to Goodness”
- 組織で発達理論をどう活用するのか
04
様々な発達段階(13本)
- 機能的段階
- 認知的段階
- 差異化と統合
- ハード・ステージ・モデル vs. ソフト・ステージ・モデル
- ザッカリー・スタインによる発達理論の分類
- 発達段階測定
- 他の測定
- 「構造」と「内容物」
- 変動性(Variability)
- ロバート・キーガンの発達段階測定
- スザンヌ・クック・グロイターの発達段階測定
- オットー・ラスキー発達段階測定
- Lectica, Inc.の発達段階測定
05
組織における発達理論活用(5本)
- 組織において発達理論を活用する
- 職務の要求と従業員の能力を合致させる
- 文化的要因
- 具体と抽象
- 能力の諸層
06
発達をどう促進するのか?(9本)
- アイデンティティと発達
- 発達の網(Developmental Web)
- ユルゲン・ハバーマス(Jurgen Habermas)
- 発達を支援するとはどういうことか?
- クライアントの文脈を理解すること
- 発達の目標を設定する
- 発達を促す実践を特定する
- ヴィゴツキーの教え
- 「発達はゆっくりであるべきである」
07
発達段階と社会的影響(6本)
- 学習トラウマ
- 学びへの情熱をとりもどす
- 「死と再生」について
- 高次の発達段階の暗黒面
- 発達はビジネス上の成功をもたらすのか?
- 発達の文脈依存性
08
発達理論を扱う際の留意点(3本)
- 発達を奨励すべきか?
- 対人支援者の責任とは?
- 発達についてどのように語るべきか?
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