変化のスピードが増し、正解の見えづらい時代において、どのようなリーダーが必要なのかを見極めることが難しくなっています。現場では、登用された人材がリーダーとして何をすべきかをつかめず、組織としての期待も明文化されていないケースが多く見られます。役割の輪郭が曖昧なまま運用されることで、リーダー像そのものが捉えにくくなっていることが、育成以前の根本的な課題になっています。
本セミナーでは、組織行動論およびリーダーシップ論を専門とする滋賀大学経済学部の小野善生教授とともに、リーダーシップの変遷をたどりながら、企業はリーダーシップをどのように開発すべきかについて考えます。育成が属人的になりがちな現場の悩みを整理し、過去の理論を足場にしながら、自社の文化や人材にフィットしたリーダー像を明確に描くヒントが得られます。
●セミナー概要
○日時:9/3(水)12:10-13:00
○定員:50名
○形式:オンライン/ZOOM
○チケット:
①当日参加:無料
②当日参加+アーカイブ(視聴期間1ヶ月):1,000円
③当日参加+アーカイブ+コンテンツ(視聴期間1ヶ月):5,000円
*動画コンテンツは2025年9月10日(水)リリース予定の『リーダーシップ理論』(定価5000円・1ヶ月)です。
*アーカイブ動画は、本セミナー開催翌日中にメールにて視聴環境をご案内いたします。
○当日プログラム:
12:10-12:15 講師紹介
12:15-12:40 講義 (25分)
12:40-12:55 QAセッション
12:55-13:00 まとめ
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登壇者紹介
■小野 善生
滋賀大学経済学部教授
滋賀大学経済学部卒業。 神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。関西大学商学部准教授を経て、現職。専門は経営学。専攻は、組織行動論とリーダーシップ論。
フォロワーの視点からリーダーシップを明らかにする研究に取り組んでおり、「リーダーシップの役割分担とチーム活動活性化の関係についての考察-エーザイ株式会社アルツハイマー型痴呆症治療薬「アリセプト」探索研究チームの事例より-」にて、2005年度経営行動科学学会賞優秀事例賞受賞。
主要著書として「ライトワークス ビジネスベーシックシリーズリーダーシップ』(ファーストプレス)、「まとめ役になれる!リーダーシップ入門講座』 (中央経済社) 『最強のリーダーシップ論集中講義』(日本実業出版社) 、『フォロワーが語るリーダーシップ』 (有斐閣)、「リーダーシップ徹底講座-すぐれた管理者を目指す人のために-』 (中央経済社)がある。ほか、論文多数。
◼︎嶋内秀之
株式会社アントレプレナーファクトリー 代表取締役
神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。オリックス株式会社にて6年間国内営業の後、7年間ベンチャー投資を担当。 2009年にアントレプレナーファクトリー設立。ラーニングテクノロジーと動画を用いて、地域や時間を問わずに学習できる動画サービスを企画し、5000コンテンツを保有し事業展開する。 2009年より12年間立命館大学及び大学院で講師を担当。
著書:『ベンチャーキャピタルからの資金調達(2012年)』(中央経済社)